S11 2100突破ＰＴ 「バレルバンギ軸」
初めましてＶＩＶＡと申します。こうやってＰＴをしっかり書くのは初めてなので至らない点も多いと思いますが、ぜひ最後まで見ていってください。
【S11シングルレート戦績】
最高レート2124 最終レート××××
【使用ＰＴ】
構築の経緯としてはメガバンギラスを使いたい。ただそれだけです。ＰＴを作るときは今まで戦ってきた相手ＰＴを見ながら組んでいくんですが、メガバンギが舞えば全抜きできそうなＰＴが数多く、特にS10で流行っていたガブガルボルトスイクンの対面構築やクチート軸に対して強く出していけるのでそれらのＰＴへの勝率はなかなかよかったです。このＰＴの主人公はメガバンギなのですが、それ以上に活躍をしている影の主人公がモロバレルです。選出率は断トツの1位でほとんどの対戦で活躍してくれました。
では、さっそく個体別解説していきます。
【個体別解説】
ＮＮ：デスピサｒ
性格：いじっぱり 特性：砂嵐→砂嵐
努力値：Ａ252 B4 S252
実数値：175-204-131-×-120-113 (メガ進化前）
175-237-171-×-140-123 (メガ進化後)
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このＰＴのエースであり選出率は2位。対面構築やクチート軸、マンダ軸のＰＴに対して比較的強く出していけます。S11の印象として格闘はバシャが多くブシンやガッサがほとんどいなかったこともありバンギは選出しやすかったです。1900台あたりまでれいとうパンチは身代わりだったのですが、スカガブがあまりにも多いのとカバへの有効打が欲しい場面が多かったり、飛行に対してエッジという命中不安定技を打たなくてはならない場面も多かったりしたので個人的にはれいとうパンチのほうが使いやすかったです。身代わりの場合はポリ２やクレセを完全に起点にできたり、交換読みの様子見で使用したりできるのですが一致抜群すら耐えてしまう耐久が身代わりでＨＰを削ることで負ける対戦もあり変更しました。
性格のいじっぱりについてですが竜舞後115属抜き(実数値184)となります。また、陽気の場合130属抜き抜き(実数値202)となります。この明確な差としては役割範囲と火力です。いじっぱの場合は1舞後でもゲッコウガ、マニュ、メガゲンを抜けなくなりけたぐりや鬼火をされてしますのでどうしても選出しにくくなります。ただし、陽気の火力では足りないことの方が多くあるのでいじっぱにしていました。例えば1舞エッジでＨ4振りメガガル砂込超高乱、Ｈ252振りマリルリ砂込確定1、Ｈ252振りミトム確定1など中耐久ポケモンは全て薙ぎ払います。
耐久力はガブのいじ地震＋サメ肌を高乱耐えするので舞った後裏からガブが来ても基本的に突破できます。また、ガルのねこふい両方半減できるので残りＨＰ50程度あれば両方耐えて逆転する試合も多かったです。対面構築が流行ってる限りメガバンギはかなり動かしやすいと思います。
ＮＮ：エリンギ
性格：ずぶとい 特性：再生力
努力値：H236 B204 D68
実数値：219-×-127-105-109-50
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個人的に最強のポケモンで選出率は断トツの1位。ナットレイやフシギバナなど完封される相手がいない限りほぼ100％で選出していたと思います。
まず努力値調整について、
Ｈ：3n調整(再生力で回復量が最大)
Ｂ：陽気メガガルの猫捨身超高乱耐え、陽気ガブの地震確3、Ａ6段上昇マリのじゃれつく確定耐え、Ａ2段上昇ガルドのアイアンヘッド確定耐え
Ｄ：無ぶりボルトのめざ氷再生力で全回復、C252珠ボルトのめざ氷確3、珠ゲッコウガのれいＢ高乱数耐え
このように役割対象に非常に優秀な耐久力があります。今シーズンの対戦で一番特徴的な戦いだったのが基本的にバレルを初手出ししていたことです。耐久力はあるのですが高威力等倍技を2耐えするほどではないので、初手に出し催眠から入るのがデフォルトでした。ガルやガルド、ガブあたりが初手に来たときはかなり有利に立ち回れます。ヘラクレセの並びもヘラのミサイルバリを余裕で耐えるのでしっかり催眠を入れれますし、トリックルームされた場合逆に上を取れるので催眠を入れながらターン稼ぎも余裕でできます。後出しでラムアローが来たときはどや鬼火をほぼ100パー打ってくるのでもう一回催眠を入れてしっかり起点にしてやりましょう。
初手のバレルに対して猫だまやグロパンを打ってくるガルはかなり戦いやすかったです。なだれと身代わりはしないでくださいお願いしますこのＰＴの場合スイクンがいるのでいいゴツメ擬装になっていると思っています。ただし、注意としてマンダ軸のＰＴの対してはバレルを選出する場合受けられるポケモンがおらず、絶対に対面させてはいけなかったのでプレイングが大事になっていました。
モロバレルの一番の強みは下から催眠を入れられるということです。このポケモン自体に対面性能はほぼ皆無なのですが、交換してるターン込でも2ターン眠ってくれれば裏で舞う余裕があり、バンギの起点作りとして大活躍してくれました。(最速起きは知りません)また、メガサナは後出し性能は低いのですが後続への負担をかける力はすごく、ほうしをいれることで無償降臨できるのも相性がよかったです。再生力もあり十分に働くことができます。
他の役割としてはスイクンやミトムに強く出せることガッサの催眠対策、ジャロ対策やオフ大会などで大活躍のピクシーを完璧に止めることなどです。クリアスモッグは瞑想スイクン、リフストジャロ、小さくなるピクシーなど打つ場面が非常に多くヘドロ爆弾が欲しい場面はあまりありませんでした。また、有効打がないと思い悠長に悪巧みをしているボルトをわからせましょう。変則的な使い方としてＤＬポリ2のＣ上昇を消すこともありました。700戦以上して唯一バレルをジャロで突破されたことがありその人はクチート使いで有名なあの方です。択強すぎて強すぎてｗ
ＮＮ：ファーーｗｗ
性格：ひかえめ 特性：トレース→フェアリースキン
努力値：H60 C236 S212
実数値：151-×-85-192-135-127(メガ進化前）
151-×-85-236-155-147(メガ進化後)
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もう一つのメガ枠であるメガサーナイト。選出率はメガバンギが多かった分6番めでしたが、このＰＴは全体的にまんべんなく選出していたのでサナもよく出していました。
努力値調整について、
Ｈ：ちきゅうなげ確４調整
Ｃ：残り
Ｓ：メガ後最速81属抜き
サナの役割として受けル対策があるのでＨは実数値151。挑発を入れることでサイコショックでラッキーを突破できます。また、トレースでいたずらごころを貰いクソ鍵に挑発を上から入れることもできます。バンギラスが苦手な格闘に強くハイボの火力は後続の鋼タイプもガンガンに削るので裏のメガ枠としてはかなり相性が良かった印象。
こちらも基本的な動かし方は同じで、バレルで下から催眠無償降臨からハイボで負担をかけていくというものでした。また、きあいだまを採用しているのはこのＰＴで最も苦手なナットレイへの有効打を確保するためです。ジバコやドランにもダメージを与えたい場面が多かったのでめざ炎は採用しませんでした。
相手のＰＴを見てナットのようなバンギが舞っても突破が無理な相手がいる場合ほとんどサナを投げていました。なのでガルガブのＰＴにナットは入れないでください。ちなみのこの子のきあいだまの命中率は90パー近かったと思います。（バンギラスはサナを見習え）
ＮＮ：リザＹ
ファイアロー＠ラムの実
性格：慎重 特性：はやてのつばさ
努力値：H236 D252 S20
実数値：183-101-91-×-133-149
技：ブレイブバード 羽休め 挑発 鬼火
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ＨＤアローのテンプレ特に変えてる点などはありませんが、ＨＤアロー同士の対面で勝ちたかったのでＳを若干多めに振ってます。特に努力値についていうことはないです。
バレルで厳しいバナやナット、メガゲンガ―、ユキノオーなどの見るために入れた枠であり、このＰＴの基本選出がバレルバンギアローなので選出率は3位。また、バンギバレルが厳しいバシャ、ガモスもアローで受けれます。ですが、高レートになるにつれてバシャで交換読みどや雪崩打つ人が多すぎたので後半はスイクンの選出が増えた印象。
バンギの技を身代わりかられいとうパンチに変えたことにより耐久ポケ（主にポリ2、クレセ、ブラッキー）が重くなっていたので、それらを後出しから十分に狩れるのがとても優秀でした。しかし、鬼火をいれると、このＰＴのコンセプトである催眠→交換→バンギで竜舞ができなくなってしまうのでその辺も考慮しながら立ち回る必要があります。
NN：ガーチョンプ
ガブリアス＠こだわりスカーフ
性格：いじっぱり 特性：サメ肌
努力値：A252 B4 S252
実数値：183-200-116-×-105-154
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S11で流行したスカガブ。一時期襷は絶滅したんじゃないかと思ったが、終盤またタスキが増えてきたような気が・・・また、スカガブが増えたことによりリザXが陽気になったり陽気スカーフランドが増えたり、オムスターを一度も見なかったりと環境に与える力はさすが主人公としか言いようがない。
主にドラゴンの一貫のあるPTに出しとりあえず逆鱗してました。軸であるバレルがマンダやリザと対面すると誰か飛ぶ状況を打破するために入れた枠。全体的にSが遅いのでスカーフを採用。PTとして若干重いゲッコウガ、サナに大ダメージを与える仕事もあり選出率は5位。HDアローやバンギがいるのでゲンガーに強いように見えますが、何気にメガゲンガーを選出されるとかなりきついのでそのあたりのケアもしてました。
しかし、スカーフはやはり起点にされやすく攻撃するときは裏や勝ちすじをしっかり考えて打つ必要があります。調整も何もないので特に書くことがないｗ
NN：あきたけん
スイクン＠カゴの実
性格：ずぶとい 特性：プレッシャー
努力値：H252 B188 C4 D4 S60
実数値：207-×-174-111-136-113
技：熱湯 こごえる風 眠る 瞑想
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メイクンのテンプレ。来シーズンではこの技構成のメイクンは絶滅するので見納め。レイクンに震えて眠る毎日になりそう・・・
それはおいといて、高レートにおけるバシャのどや雪崩が増えたので後半選出率が上がり4位。スイクンをゴツメと思いバレルに猫打ってくる人が多かったので偽装できたのもおいしかったです。技構成としてはこのPTの場合これで決定でいいと思ってます。メイコウ対面で吠えるがほしい場面がたまにありましたが、それ以上にこごえる風が使いやすかったです。このPTで重いマンダに対してこごかぜ連打や竜舞カイリューのSを上げずにマルスケつぶしたりと優秀であり、バンギやサナのサポートもできるのがとてもよかった。しかし、ゴツメないのがばれるとガルがぐんぐんしてくるので注意が必要でした。アローやバシャ、クチートがいるＰＴに良く選出しており、スイクンバレルの並びはかなり優秀で相手に負担をかけていき催眠からバンギで全抜きが多かったです。
バレルがどうしてもドランやアローと対面すると有利択を取られるのでその辺をケアしていました。またこのＰＴはバンドリマンダが非常に辛く珠ドリュに剣舞された瞬間負けが決まるのでその場合スイクンをよく初手に出し何とか処理していました。マンダを受けられるポケモンがこのＰＴにはおらず選出画面にマンダが見えた瞬間初手スイクンと決めていました。
【苦手なポケモン】
レボルト、バンドリマンダ、メガサーナイト、ヒトム
あたりです。特にナットレイに関しては選出画面にいるだけでｵﾜﾀってなります。
バンドリマンダはスイクン1匹で全員見なければいけないのと珠ドリに剣舞された時点で負けになるので注意が必要です。
【ＰＴ総評】
対戦数は約800戦。後半は完全に来るポケモンとこないポケモンを理解し勝率も上がってきました。最初は33勝7敗ととても調子が良かったです。主にガブガルボルトスイクンというよくある並びをバレル1匹で見ており、とても優秀なポケモンだったので来シーズンも同じ型で使うと思います。前述したとおりバレルで下から催眠→バンギバック→メガ竜舞から3縦という流れがかなり多く相手のＰＴによっては5ターンで対戦が終わることもしばしば。催眠で2ターン眠り、エッジを外さない限りバレルバンギの並びは最強の一角だと自負しています。最短起きやエッジ外しなど運要素が強く負けるときは1700台わこつまでありました；；しかし、鍵やゴーリ、ピロゲン、ピクシーに比較的強くその辺でストレスという名の毛根へのダメージが少なかったのが唯一の救いでした。読みも何もせずにチンパンプレイしてるだけで2000まで行けたので初心者の方でも使いやすいＰＴだと思います。
来シーズンはレイクンや投げガルなど新環境なのでこのＰＴは使えないでしょうが、サブロムでちょっと型変えて使おうかな？
ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
よくあるガルガブのＰＴに強くそれでいて特徴的なＰＴを使ってこのレートまでこれたので個人的には大満足です。最終日1週間前に300溶かしてやるきなくしたのは内緒。
では、また来シーズンで会いましょうノシ
